ASUNAL Women's COLLEGE ウーマンズカレッジ

初めての編み物レッスン

実施日: 2018年12月19日(水) 19:00~20:30

初心者でも覚えやすい「かぎ針編み」でコースター作り

12月のウーマンズカレッジはこれまでご参加いただいた皆さまのリクエストにお応えして“編み物”をテーマにした講座を開催しました。今回は雑貨・教室の店「ルリエ」と、コーヒースタンド併設の雑貨屋「モーント」を主宰する川西亜望さんを講師にお招きした「初めての編み物レッスン」の様子をレポートします。

レッスン風景

今回のレッスンで使用したのは、ペルー産のフェアトレードオーガニックコットンの糸と、あらかじめ用意された手編みの“お花のモチーフ”。
制作に必要な6号かぎ針と最後の糸処理に必要なとじ針は1人1セットずつ用意され、レッスン後も気軽に編み物を続けて楽しんでいただけるようにと、川西さんお手製のミニバッグとともにお持ち帰りいただきました。

レッスン風景

糸を通す用の穴が空けられたミニバックはレッスン中も大活躍!編み糸をその穴に通すことで、糸が絡むことなくスムーズに編んでいくことができました。
またミニバックと一緒に目数や段数が書かれた編み物の設計図「編み図」も用意され、まずは糸のかけ方や針の持ち方といった基本から学びました。

レッスン風景

利き手ではない手に糸をかけ、利き手で針を持ったら、まずは1段目の鎖編み(作り目)を15目編んでいきます。
今回のレッスンに参加された方は、初めてかぎ針を持つ方ばかりでしたが、早々にコツを掴んでスイスイ編んでいく方、なかなか慣れずに苦戦される方と、進み具合に差が開きました。
しかし、コツを掴んだ方が遅れている方をサポートするなど同じテーブル内で教えあったり、川西さんほかスタッフが一つひとつテーブルを回ってレクチャーするなどして、約20分をかけて1段目の鎖編みが完成しました。

レッスン風景

編み始めると皆さん手元に真剣に集中してしまうため、こうしたレクチャータイムが息抜きかつ、参加者同士の交流のきっかけとなりました。
川西さん曰く、かぎ針を下に向けて穴を大きくすると編みやすく、ストレスなく作業が進むんだそう。こういった糸の扱うコツを、実際に手を動かしながら学んでいきました。

レッスン風景

こうして、基礎の説明とベースとなる細編みを5段作るのにかかった時間は約1時間。
一段目の鎖編み(作り目)と実質2段目となる立ち上がりの目(鎖編み)を編む際に手こずった様子でしたが、鎖編み、細編み、長編みと3種類の編み方と、最後の糸処理の仕方、お花モチーフの付け方と一通りの説明を受け、その後は完成に向けてひたすら編んでいきます。

レッスン風景

さらに編むこと1時間、なんとかお花のコースターを完成させることができました!
過去のものづくり系のレッスンの中でも比較的難易度が高かった今回のレッスンでしたが、大多数の方が最後まで仕上げることができました。
また、今回は川西さんが参加者特典として、オリジナルの復習動画をご用意くださったため、「忘れないうちに家で復習します!」という方や「ちょっと気に入らなかったので解いてもう一度作り直します」という方もいらっしゃいました。
こうした意見が出てきたのは、スタッフの手厚いサポートによって、編み物の面白さに触れることができたからだと思います。

2019年のウーマンズカレッジも、参加者の皆さんの意見を取り入れながら、ものづくり系から体を動かす体験型まで、様々なレッスンを開催していきます。
現在は1月の「美文字レッスン」と2月の「スイーツデコレッスン」の参加者を募集していますので、ぜひチェックをしてみてください。

講師

川西亜望

雑貨・教室の店「Relier」とコーヒースタンド併設の雑貨屋「Mond」を主宰。「Relier」では、編み物・刺繍・羊毛フェルトの講師も務める。毎日がちょっと楽しくなるようなハンドメイドの教室を開催しながらオリジナル作品を制作する。2019年からは活動の場を海外へと広げる。
http://relier.nagoya