ASUNAL Women's COLLEGE ウーマンズカレッジ

岡部友の美尻トレーニングレッスン

実施日: 2018年11月24日(土) 13:00~15:00

苔の基礎知識を学び自分だけのテラリウムを作るレッスン

植物の育て方や、瓶で植物を育てるテラリウムの構造を学びながら「苔のテラリウム」を作るレッスンを開催した11月のウーマンズカレッジ。
講師は苔のテラリウムを中心としたインテリアグリーンの作成・販売を行なう「Feel The Garden」代表の川本さん。
専門的な知識にユーモア加えた話が好評だったレッスンの模様をレポートします。

レッスン風景

11月のウーマンズカレッジの参加者は、ものづくりが好き、学ぶのが好き、週末を有意義に過ごしたい…など、様々な思いを持った約30名の女性。

レッスン風景

ほとんどの方がテラリウム作りは初めてということでしたが、スライドを使った植物の話や苔の歴史に真剣にメモを取る姿が見受けられました。

レッスン風景

テラリウムとは「テラ=大地」、「リウム=層」という言葉が示すように「植物を簡単に世話できる命そのもの」であると川本さん。
メンテナンスなどの手間は他の植物に比べてかからないのに、成長を見守ることができる苔はテラリウムに最適だと話します。
こうした話を展開した約20分の座学の後は、いよいよテラリウムの制作です。

レッスン風景

まずは瓶の内部を洗い、専用の土を入れて土台を作ります。
今回使用した土は水を含むと動かなくなるため、土台を平らにしたり傾斜をつけたりと、好みの景色を作っていきます。

レッスン風景

土台が出来上がった後は、小さな苔の下部にある仮根(かこん)部分を絡ませて苔のブーケを作っていきます。
今回使用した苔は、ヒノキゴケという茎と葉からなる苔。
ふさふさとしたボリュームが可愛らしく、育てていくと葉が伸びていくそう。
そのため、苔が瓶に当たらないようになるべく中央部に植えて、その周りにモチーフや砂を入れて景色を作りこんでいきます。

レッスン風景

単純な作業ではありますが、好みの土台や苔のブーケを思ったように形作ること、4色の砂を使い分けた景色の作り込みに、みなさん悪戦苦闘の様子でしたが、先生のアドバイスや隣の席の方とのコミュニケーションによりなんとか形になりました。
最後は長めのピンセットを使って、苔を植える位置や砂の見え方を調整し、余分な水分を取り除いたら完成です。

レッスン風景

そして、テラリウムが完成した後は、育て方のレクチャーです。
直射日光の当たらない明るい室内に置くことや、暑い時期に長期間手入れができない際は冷蔵庫に保管することなど、これから育てていく上で大切な知識も一緒に学びました。

ウーマンズカレッジでは、このようなものづくり系のレッスンから新しい知識を身につける学び系のレッスン、体を動かす体験型レッスンなど様々なレッスンを行なっています。
2019年以降もレッスンを開催していきますので、ぜひ奮ってご応募ください!

講師

Feel the Garden
川本 毅

苔のテラリウムを中心としたインテリアグリーンの作成・販売を行う「Feel The Garden」代表。苔のテラリウムワークショップを累計2,000名以上に開催。第19回国際バラとガーデニングショー(2017年)では、苔のテラリウム講師として招待される。
http://www.feelthegarden.com/